大腸カメラ|近江八幡市の方はしげもり内科・消化器内科クリニックへ|内科・消化器内科

〒523-0033滋賀県近江八幡市日吉野町675

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大腸カメラ

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当院の大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)の特長

下部消化管内視鏡検査の様子

当院の大腸カメラでは「精度の高い診断」「苦痛の少ない検査」を目指しています。また、日帰り大腸ポリープ手術も可能です。

精度の高い診断

経験豊富な消化器内視鏡専門医による診断

当院の院長は消化器内視鏡専門医を取得し、これまで数多くの内視鏡検査や治療、後輩の指導にあたってきました。早期胃がんや食道がん、大腸がんの内視鏡手術(内視鏡的粘膜下層剥離術など)を多数経験しており、それらの経験をもとに精度の高い確実な診断を目指します。

内視鏡AI画像診断支援システムによるサポート

当院の大腸カメラには富士フイルム社製の内視鏡AI画像診断支援システムを導入しています。このシステムには、内視鏡画面に映った大腸ポリープを瞬時に検出してリアルタイムにモニターに表示する検出支援モードと、大腸ポリープが腫瘍性か非腫瘍性か、つまり治療の対象とすべきかどうかを推定する鑑別支援モードのふたつの機能が搭載されています。
専門医による観察とAI画像診断支援システムによるサポートで、常にダブルチェックしているような状態で観察することが可能で、より精度の高い検査を目指します。

苦痛の少ない検査

検査後の苦痛を軽減する炭酸ガス送気

当院では検査後のお腹の張りを軽減するため、空気に比べて腸管内で速やかに吸収される(空気のおよそ200倍)炭酸ガスを用いて検査を行っています。これにより検査後の苦痛を大幅に軽減することが可能となります。
※炭酸ガスは体内に吸収されても身体に害を及ぼすものではありません。

眠った状態で受けられる大腸カメラ

ご希望に応じて鎮静剤(点滴による静脈麻酔)により眠った状態で大腸カメラを受けていただくことが可能です。過去に大腸カメラが苦しかった方や恐怖心が強い方などにおすすめです。
大腸カメラ終了後はリカバリーベッドで30分ほど休み、鎮静剤の効果が切れていることを確認してから帰宅していただきます。
なお、鎮静剤を使用した場合は、当日の自動車やバイク、自転車等の運転は避けていただくようお願いいたします。

内視鏡挿入形状観測装置によるサポート

大腸カメラを挿入する時、大腸の伸びやすさや長さ、曲がる角度は人それぞれで、大腸が伸びてしまったり捻れてしまったりすると苦痛につながることがあります。便秘のある方やご高齢な方は大腸が長く伸びやすいことが多く、また、痩せている方は大腸の固定が緩くて捻れること、お腹の手術歴がある方は癒着があることなどがあり、挿入が難しくなります。
当院では内視鏡挿入形状観測装置「UPD-3」を導入し、リアルタイムで大腸カメラの形状を把握することが可能です。挿入が難しい方の苦痛の軽減につながります。

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)とは

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)とは、先端にカメラが搭載された内視鏡を肛門から挿入し、盲腸から直腸までの全大腸と一部の小腸をリアルタイムで直接観察する検査です。
大腸の中に便があると挿入や観察ができないため、事前に下剤や腸管洗浄液を飲んで便を出し切ることが必要です。
検査中、必要に応じて病理診断用に組織採取(生検)したり、大腸ポリープを切除したりすることがあります。
検査では一旦盲腸まで大腸カメラを挿入し、抜きながら詳細な観察をします。挿入に3〜10分程度、観察に8〜10分程度の時間を要することが多いです。

大腸がんの多くは良性の腫瘍性ポリープから発生します。そのため、ポリープが良性の時点で切除することが大腸がんの予防につながります。また、大腸がんはかなり進行しないと自覚症状が現れにくいという特徴があるため、早期発見のためには症状のない段階で大腸カメラを受けることが有効です。
当院では大腸カメラに対する「つらい」「苦しい」「痛い」「恥ずかしい」というイメージや検査に対する不安を解消できるような環境を目指し、1人でも多くの方に検査を受けていただき、地域の方々の大腸疾患の早期発見と治療に貢献したいと考えています。

大腸カメラはこのような方におすすめです

  • 便潜血検査で陽性になった方
  • 血便のある方(出血は痔によるものと思っていても一度確認しておくことをおすすめします)
  • お腹の張りや腹痛のある方
  • 下痢や便秘がひどい方
  • 貧血のある方
  • 過去に大腸ポリープがあった方、大腸ポリープの治療歴がある方
  • 血縁者に大腸がんになった人がいる方
  • 40歳を過ぎて一度も大腸カメラを受けたことのない方

大腸カメラでわかる代表的な疾患

  • 大腸ポリープ
  • 大腸がん
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
  • 大腸憩室症
  • 上皮下病変
  • 痔核

大腸カメラの流れ

1

検査予約

大腸カメラをご希望の場合、事前に外来を受診していただき、診察の後に予約をします。

2

検査前日

夕食は21時までに済ませてください。
水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
寝る前に下剤を飲んでもらいます。

3

検査当日

検査が終わるまで食事は禁止です。
常用されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。
予約時の指示通りに腸管洗浄液を飲んでもらいます。基本的には自宅で飲んでもらいますが、必要に応じて院内で飲んでもらうこともあります。

4

検査

内視鏡室のベッドで横になり、大腸カメラを挿入し検査を行います。
鎮静剤を投与する方には事前に生理食塩水の点滴(ルート確保)を行い、大腸カメラ挿入直前に点滴ルートから鎮静剤を投与し、効果を確認した後に大腸カメラを挿入します。
※検査時間:15~30分程度

5

検査後

一通り観察を終えたら、大腸カメラを抜去して検査終了となります。
鎮静剤を投与した方は、リカバリールームで休憩していただいた後に検査結果を説明します。

大腸カメラの費用

保険診療

大腸カメラの費用は概算(3割負担)で7,500円(観察のみ)、11,500〜16,500円(観察+生検)、23,000〜30,000円(観察+大腸ポリープ切除)程度になります。

大腸カメラ 前後の注意事項

  • 検査前日は体調を整えるため早めの就寝を心がけてください。
  • 鎮静剤を使用された方は、検査後、自動車やバイク、自転車の運転はできません。どなたかの付き添い、お迎えの手配等が必要です。
  • 大腸ポリープ切除を行った場合、出血予防のため2~5日程度は、激しい運動・飲酒・刺激物(辛い食べ物)の摂取・遠方への旅行などは控えてください。
  • 生検を行った場合、出血予防のため当日の飲酒・刺激物(辛い食べ物)の摂取は控えてください。

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